Twitterやってます @hdn_prg <主なコンテンツ(作成中)> マネキンの秘密 ・服飾店の女性店主が、女性型マネキンロボットに服を着せる 【小説】マネキンの秘密 - hdnprgの日記 トラップロボットの作製 ・少女型ロボットの身なりを整え、プログラムを書き換える…
小説 ・雨の日のアイリス / 松山剛 ・氷の国のアマリリス / 松山剛 ・ポン・デュ・ガールは永遠に / デクストラ・シニストラ ・マルドゥック・スクランブル / 沖方丁 ・幻想再帰のアリュージョニスト / 最近 ・少女思想機械 Imagining Machine Girl / 木野目…
通信祭(つうしんさい)とは、星間移民船フリーディアにおいて行われている祭祀のひとつ。通信祭は、移民船を統括する巫女型アンドロイドが地球と交信し、新たな指令を受け取る祭祀である。「ごきげんよう」わたしの眼前で、地球から届いた電波を受信したらし…
「劇場版 幼女戦記」鑑賞終了。現世に戻るためにコーヒー飲む。爆音と銃声と悠木さんオンステージ。刺激物を口につっこみ続ける90分間。観客は死ぬ。アニメ版で好評だった要素を突っ込みまくって、劇場の音響と大画面ででたたき込まれる。壁面いっぱいのスク…
帝国北部、内陸の湖。水兵服に身を包んだ少女が、風変わりなデザインの靴を履き湖面に立つ。右手に、重砲のミニチュアをぶら下げている。ターニャを含む帝国将校団が、固唾を呑んで少女を見守る。両腕を下ろした少女がゆっくりと息を吐き、すっと吸い込んで…
サモア条約(深海棲艦・深海族および環太平洋同盟軍との停戦条約)・太平洋における規定の海域(添付資料1)における深度500メートルを超える深海域において、深海族の主権を認める。また、規定海域における深度300〜500メートルの深海域を緩衝海域とする。・環…
ここは、私が領主様よりいただいた館。私は、この館の主だ。 「オカエリナサイマセ」私が館に入ると、メイドロボが出迎える。私の靴を片づけ、外套を仕舞う。 今夜は時間がある。少し遊びたい。「ちょっと来て」「カシコマリマシタ」メイドを引き連れて、私…
「提督になんかなるもんじゃねえぞ」男は、歩きながらぼさぼさの灰髪をかきむしり、へたった帽子を指にひっかけて回す。くるくる回る帽子は、ほっそりとした指に摘まれる。「言っても仕方ないですよ。私たちにとって、今の提督は貴方だけなんですから」細縁…
彼女は返事を書く。『あ、佐藤さんからメールだ。・・・うん、そうなんだよ、英語がむずかしくて困ってるんだ。今日の授業の助動詞とか、もうぜんぜん分からなくて・・・チャットで教えてもらえますか?っと・・・送信っ』ポロン『お、もう返信来た。チャット、今すぐ…
筋骨隆々とした男の全周を、人の背丈と同じ体躯を持つ7体の人形が取り囲んだ。広場の奥から、燕尾服を着込んだ男が現れる。背後に、ひときわ美しい少女型の人形を従えている。燕尾服の男は、巨大なめがねの裏でにまりと笑う。「開演の時間だ。お前に選択肢は…
このページは、メカ少女/少年のイラスト作品を探す為のメモ記事です。 ブログ内関連ページ hdnprg.hatenablog.com ・検索で探す 検索ワードの選定が大切。 サイト毎に検索窓の入力方法が異なる為、注意。 Pixivは下記参照。 検索 (けんさく)とは【ピクシブ百…
Tシャツの裾を掴み、まくりあげる。白い、つややかな背中が現れる。「きれいね」私は、背中に指を当て、そっとなで上げる。「ははは、くすぐったいからやめてよ、もう」ころっと丸く、小さな頭。ゆるやかに巻いた、鮮やかな銅色のヘアがくるんでいる。「うん…
残酷な表現(メカバレ表現を含む)があります。また、このお話には男性しか出ません。それでは、どうぞ。 <直也>夕方、開店前の店内を掃除。俺は手を止め、店を見渡す。俺は、この店のトップホスト。夜のひととき、花開くような最高の夢を見せている。でも、あ…
透明な球体。人の背丈を超える大きさの風船に向かって、全力疾走。風船が弾み、俺は反動をそのままに反転、部屋の反対へ向かって走り出す。 俺とキルシュは、死のゲームに投げ込まれた。ざっと見たところ、参加者は数十人ほどだった。球形の風船。「ワクチン…
私は、大きなリクライニングソファを限界まで倒すと、ゆったりと腰掛ける。 部屋の中を見回す。広くない部屋には、私が座っているソファの他に、デスクと大きな機械が設置されている。 部屋の扉が開き、誰かが入ってくる。首元に識別のためのチョーカーをは…
ロボットは、シートに深く腰掛け、外を流れる景色を眺めていた。ロボットは若い女性を象った顔を持ち、オーナーである家族の家事手伝いをしている。 ロボットのオーナーは、月に1度、車で1時間のところにある大型ショッピングモールへ買い物に向かう。車を走…
テーブルに手を伸ばし、ひも付きのしおりを拾い上げる。私がそっと顔を上げると、端正な少年の姿があった。少年は、ソファに深く腰掛け、ゆったりとテレビを観ている。私はしおりを本に挟むと、音を立てないようそっと本を閉じた。テーブル上のグラスを手に…
家族がくつろぐ、リビングルーム。その隅に、大きな布が被せられた家電がある。十歳台前半の少年を模した、ロボットだった。 ロボットがこの家にやってきたのは、7年ほど前だった。 たくさんの洋服を買い与えられ、毎日とっかえひっかえ着せ替えられた。そし…
はじめに ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」の二次創作作品となります。 暗いお話です。直接的な描写ではありませんが、少々キツイ表現がございます。 ※設定改変がございます。ご注意ください。 解体作業室へ向かう廊下、明るい窓の前にベンチがおかれてい…
ミリオンアーサーイラストコンテストにて、機械人間、メカ少女モチーフの作品が掲載されています。 2015年7月に募集終了している為、削除等で作品数の減少が見込まれます。 閲覧はお早めにどうぞ。 →概要 ミリオンアーサーイラコン技 (みりおんあーさーいら…
明かりのない、薄暗い通路。駆け足で進む私の顔に、突然、鋭い痛みが走る。とっさに避け、後ろへ大きく飛びのく。私の前に、突然、線の細い人影が浮かび上がった。槍を手にした少年が、私の前に立ちふさがっていた。なめらかな薄黒い肌と黒いタイツが、闇に…
ロボットの汚れを落としたら、次は散髪だ。 大きな鏡の前に、椅子を移動させる。 ロボットを椅子に座らせ、散髪用の保護ポンチョを着せる。 俺は、ロボットが頭にかぶっている頭髪の保護ビニールを、手で取り外した。 薄いピンクの髪が、ゴムひもで束ねられ…
少女型ロボットの身なりを整え、プログラムを書き換えるお話です。 書き換えシーンは(2)に入ります。 ----------------------------- 目覚めても、暗い。この部屋には窓が無い。 電気をつけて時計を見ると、日の出前の時間だ。 俺は飛び起き、顔を洗って作業…
服をはぎ取られ、奪われる。ロボットは、雨風を凌ぐために、服の代わりにビニール袋を被って、道ばたに転がる。建物のコンセントから電気を盗んで糊口を凌ぐ。使える髪を、根こそぎ抜かれる。髪の毛が醜い斑になってしまう。盗電がばれる。辛うじて逃げ出す…
ロボットたちは、時とともに傷み、壊れていく。人間たちや、時にはロボットたちも、動かなくなったロボットを分解して、使える部品を探す。使える部品を抜き取られたロボットは、バラバラに分解されたまま、無造作に積み上げられる。使える部品を抜き切った…
一面の墨色。その中に、ちらほらと明かりがあった。それは、無骨な無線機器類のLEDランプの明かり。さらに、閉じた瞼の間から漏れる赤色の光。 部屋の扉が開けられ、男が入ってくる。男は、照明を灯した。薄汚れ、破れたジャケットを着た50がらみの男だ。部…
作業台の上に、人型のロボットが仰向けに寝かされている。その身体は、泥と油にまみれている。その上、背中はばっさりと切り開かれて、内部の部品は無惨に破壊され、焼き付いていた。 作業代の傍らに、一人の少女がたっている。少女は、ぼろぼろの少年型ロボ…
住宅街の中にある、僅かな空き地。膝丈ほどの草が茂る広場の中央に、人の高さほどの白い塔が立っている。 塔の周りで、十人程の人影が、固まって蠢いている。皆、痛々しい姿を晒している。顔が半分抉れていたり、右肩から先が欠けていたり、胸元の皮膚を大き…
大都市の地下街、十字路の真ん中。四方に伸びる通路の両側はすべて商店となっていて、店員が忙しく動き回っている。それらの通路に向けて、絶え間なく人が行き交う広場の中央には、巨大なガラスのオブジェが置かれている。 スーツ姿の女性ロボットと、私は、…
白髪の少女と、同じく白髪の少年。同じ姿をした、無表情の少年少女に囲まれている。全員の手には、金色の短槍が握られている。囲まれた少年と少女は、短槍を操り、襲いかかってくる刺客をひるませ、倒す。背中合わせで、互いが互いを守る。少女の正面で、包…